コスモス苑月寒 スタッフブログ
7月13日:癒音コスモス(音楽療法)を実施しました。
7月13日(水)10:00より4階サービスステーション前にて
2階外出行事:イチゴ狩りに出掛けました。
本日は2階のフロア行事で、北広島市にある「ベリーランド佐藤農園」へイチゴ狩り
に出掛けてきました。
「外出する事で、気分転換と季節感を味わって頂く」という趣旨で企画され、
2名の入居者様が参加されました。今日は非常に天候が良く逆に暑さが心配
でしたが、結果的には丁度良い外出日和だったのではないかと感じております。
到着すると一面にイチゴ畑が広がっており、平日の午前中という時間帯でした
が、既に多くのお客さんで賑わっていました。
車から降りるとイチゴ畑を二手に分かれ移動し、お話をしながらイチゴを召し上
がって頂きました。ご自分で取れない方には職員がお声掛けをさせて頂きながら、
好みのイチゴをお取りすると「大きいな」と素敵な笑顔が。
一方、ご自分で取れる方は「美味しいね」とおっしゃりながら、黙々と召し上がって
おられ、旬のイチゴを堪能して頂けたと思います。
皆様の体調にも合わせながら、この様な「旬」を感じられる行事を、
これからも作っていけたらと考えております。
月寒コスモス苑 生活相談員
6月29日:癒音コスモスを実施しました。
6月29日(水)10:00より、4階サービスステーション前にて癒音コスモス:
音楽療法を実施しました。
今回の曲目は「しゃぼん玉」「おお牧場はみどり」「花嫁人形」「瀬戸の花嫁」
「東京ヴギウギ」「ハッピーバースデイ」「知床旅情」「夕焼小焼」の計8曲でした。
今回は「しゃぼん玉」歌唱後にボール活動を取り入れ、セラピストの方々と入居
者様で個別にボールのやり取りを実施しています。皆さま目の前にボールが来ると、
上手に受け取って返されていました。
「おお牧場はみどり」は癒音コスモスでは初めての曲目でしたが、多くの方が歌唱され
ていました。「瀬戸の花嫁」では「瀬戸は♪チャチャチャ」と軽やかなリズムが響き渡り、
「東京ヴギウギ」ではリズミカルな伴奏に乗って皆さま楽しく合奏されていました。
今回も多くの方々に楽しんでいただけたと思います。
また、今回は途中から入居者様のご家族も参加され、より賑やかなセッションとなり
ました。ご家族様の参加は自由ですので、当日面会に来られた方は、是非4階まで足
を運んで頂ければと思います。次回は7月13日(水)開催予定です。
編集後記:
私事ですが、炊飯器を使った時短料理に最近はまっています。
気が向いたら週末に夕食を作るのですが、あまり凝った料理ではなく、シンプルで簡単に
作れる料理を心がけています。先日は某料理サイトのレシピを参考に、鶏もも肉を使った
チキンライスを作りました。
お米(我が家は無洗米です)を通常の分量より少し多めの水と一緒に炊飯釜にセットし、
みじん切りにした玉ねぎと鶏もも肉一枚(ぶつ切りでも可)をお米の上に置いたら、後は
普通に炊飯スイッチを押します。炊き上がったら、塩コショウとバターをご飯と混ぜ合わせて
完成です。
鶏肉がしっとり柔らかく、中々おいしくできました。以前むね肉でも作ってみたのですが、もも
肉の方が個人的には好みです。コーンやミックスベジタブルを混ぜ合わせてもおいしそうなので、
次回試してみようと思っています。
月寒コスモス苑 クッキングおやじ
行事食:お好み焼きを実施しました。
今週21日:2F、22日:4F、23日:3Fと、各階で「お好み焼き」を実施しました。
それぞれ当日は各フロアごとで入居者様がホットプレートを囲み、焼き立て
を味わって頂きました。
準備や調理は主に職員が進めましたが、職員が裏返す時には入居者様から
『おぉ~』や『わぁ~』といった拍手や歓声も上がり、文字通り熱気に包まれたひと
時が過ぎていきます。
焼きあがったお好み焼きには、それぞれお好みに合わせてトッピングして
頂きました。
ソースのみで召し上がる方、『ソースは苦手』とマヨネーズをたっぷりかける方、
『青のり多めで』と注文される方…。皆さんとても楽しそうにトッピングされ、お好み
焼きの醍醐味?を味わって頂けたのではないかと思います。
『大きいね。食べられるかな~』と言っていた方もペロリと食べて、『おかわり‼』、
職員の『おかわり半分でもいいですよ』の誘いに『じゃあ…』とお皿を出す方も。
目の前で調理することで焼く時の音、香りも感じられ普段より食欲も増したように
感じました。また、入居者様同士で『美味しいね』『お腹いっぱいだね』と会話が弾ん
でいるご様子に、こちらも嬉しくなります。
普段きざみ食を提供している方には、生地の中に刻んだ具材を入れて焼いたので
見た目は通常のお好み焼きと同じく仕上がったと思います。
また、今回はミキサー食・ソフト食を提供している方にも【ソフトお好み焼き】を提供
しました。
見た目もお好み焼きの雰囲気が出ており、召し上がった方からも『美味しい』という声が
聞かれました。
また、今回のお好み焼きは程よい軟らかさに仕上がったと思います。そこで普段ソフト食
を召し上がっている方にも、数名の方には「きざみ」のお好み焼きを、焼き立てで召し上がって
頂くことができました。その様子を見て、面会に来ていたご家族様からも『いつもと反応が違う』
と喜んで頂けたのが印象的でした。※上から2階、3階、4階の方々のお写真です。
どんな食形態の方にも楽しんで頂けるような行事食を、今後も企画していきたいと考えて
います。 月寒コスモス苑 管理栄養士
6月9日:全体研修を実施しました。
先日6月9日、月寒コスモス苑にて全体研修を実施しました。
今回は株式会社 明治の方にお越しいただき、「プロバイオ
ティクスとプレバイオティクス」と「食中毒」という2つの
テーマでご講義いただきました。
「プロバイオティクス」と「プレバイオティクス」とは共に整腸菌
の1種で、非常に似通った名前ですが、その性質は以下のよう
に異なります。
「プロバイオティクス」とは…
腸内微生物のバランスを改善する事により、宿主に有益に働く生きた菌。
例:ビフィズス菌、乳酸桿菌
「プレバイオティクス」とは…
プロバイオティクスの働きを助け、そのエサになることで善玉菌だけを増やす。
例:食物繊維、オリゴ糖
この二つを一緒に摂取することで、腸にとって非常に良い効果が出ると言わ
れています。
加齢、ストレス、薬(抗生物質)等が要因となり腸内細菌がバランスを崩すと、
免疫力が低下し感染症を引き起こしやすくなります。
その予防の為にも、「プロバイオティクス」と「プレバイオティクス」を継続的に
摂取することにより、改善が期待できることを学びました。
後半は、これからの季節に猛威を振るう食中毒について、感染症との
関係性についても理解が深まる内容でした。
食中毒は特に夏季に発生しやすいですが、食中毒予防の三原則
「菌を付けない」「増やさない」「やっつける」を意識することの重要性
を改めて学びました。
今後も入居者様ニ安心して毎日を過ごして頂けるように、日頃から
の皆様の健康管理と衛生管理の徹底に努めてまいります。
月寒コスモス苑 生活相談員
3階フロア:外出行事
昨日3階の外出行事があり、午後から六花亭西岡店へデザートを食べに
出掛けました。
「外出する事で外の空気に触れて気分転換を図って頂きたい」、
「いつもとは違う雰囲気で食事やデザートを味わい楽しんで頂きたい」
という趣旨で企画され、4名の入居者様が参加されました。当日は天気が
良く絶好の外出日和となり、移動中の車内でも会話に花が咲きました。
到着して2階へ上がるとお洒落な喫茶スペースが有り「お洒落だね~」、
「美味しそう~」と会話を楽しみながら、皆さまメニュー表をご覧になって
いました。
それぞれケーキやあんみつ等お好みの物を注文され、色鮮やかで
オシャレなデザートを前に、見た目でも楽しむことができたと思います。
「○○さん、美味しそうに食べているねぇ」など会話も弾み、皆様美味し
そうに召し上がられていました。
また、当日は喫茶室の窓から見える新緑もとてもきれいで、格別なひと時
を過ごしていただけたのではないでしょうか。皆様の体調にも合わせながら、
これからもこの様な行事を企画して喜んでいただけたらと思っております。
月寒コスモス苑 生活相談員
より良い人生を送るために・・・
昨日、業務の一環でメンタルヘルス講習というものに参加してきました。
会場にはたくさんの参加者が詰めかけており、「メンタルヘルス」に対する
関心の高さが伺えました。
「ストレス社会」と言われて久しいですが、だからこそ「精神的な健康」を
保つために、正しい知識が必要なのだと思います。
仕事でも家庭でも、ストレスを「ゼロ」にすることは不可能で、そのストレス
を「いかにコントロールするか」という視点が重要だと言われています。
仕事と家庭を無理に切り離すことは難しいと常々感じていますが、ストレス
コントロールの視点を仕事にも家庭にも活かすことで、より良い相乗効果を発揮
したいと思います(宣言?)。
改めて、仕事と家庭の質を上げる為にも、自己研鑽に励むことの大切さを学び
ました。奇しくも昨日の帰り道は軽い暴風雨でしたが、お陰で気持ちは晴れやか
なのでした。
月寒コスモス苑 生活相談員
編集後記:
趣味は読書と自負している相談員が、最近・過去に読んで気に入った本を
「私的な読書感想文」としてご紹介します。今回も誉田哲也さんの小説です。
『増山超能力師事務所』 誉田哲也 著、 文藝春秋
2013年に発表された作品で、先日文庫版が発刊された、新たな著者の代表作
です(と、個人的に思っています)。
「超能力者(師)」が一般市民に認知された日本社会を舞台に、7人の登場人物
(うち5名が超能力師)の視点で、短編連作として物語が展開します。
ストーリーテラーの本領発揮ともいえる本作は、軽快な物語の展開でありながら、
緻密な構成が絶妙です。更にユーモアとサスペンス要素の相乗効果で、最後まで
一気に読ませてくれます。そして最終章での物語が、次回作を期待せずにいられない
結末となっており、思わず「上手い」と唸らされます。正に、最初から最後まで全編
見せ場です。
また、社会全体では少数派の「超能力者」という設定が、マイノリティの葛藤と共生
という視点からも、示唆に富んでいると思います。あの感動から3年・・・。今年中に次回
作が発表されることを、切に願ってやまない今日この頃です。
全体研修を実施しました。
5月23日(月)、月寒コスモス苑にて札幌在宅クリニックそよ風
院長 吉崎秀夫様を講師にお招きし、「特別養護老人ホームコスモス苑
における終末期ケア」というテーマで全体研修を実施しました。
看取り介護について、全国老人福祉施設協議会では以下のように定義され
ています。
※『看取り』とは 近い将来、死が避けられないとされた人に対し、 身体的苦痛
や精神的苦痛を緩和・軽減するとともに、 人生の最期まで尊厳ある生活を支援
すること。
コスモス苑では過去4年間に、26名の方が施設内で逝去されました。今回の
研修では、人生の最期の局面を迎えている入居者様に、どういったケアや処置
が適切であるか、医学的な根拠も含め改めて学ぶことができました。
看取り介護は入居者様に対する適切なケアも勿論ですが、ご家族様にもその
方の終末期の状態を受け入れて頂けるように、職員からの丁寧な説明と配慮が
大切になってきます。
入居者様が安心してコスモス苑で最期を迎えて頂けるように、そして入居者様
とご家族様が人生最後の場所としてコスモス苑を選択して頂けるように、これから
も職員一同研鑽を積んでまいります。
月寒コスモス苑 生活相談員
本日はパンセレクトの日
コスモス苑では月に1度、昼食時にパンセレクトの日があります。
パンセレクトを始めることになったきっかけは入居者様の声でした。
「家に居た頃は一日に一回はパンを食べていたよ」「たまにはコッペ
パン食べたいな」等…。
噛む力や飲み込む機能の問題で、パンを食べることが出来ない方も
半数ほどいらっしゃいますが、食べることができる方にはとても喜んで頂い
ています。
これまで提供したパンはロールパン、あんぱん、クロワッサン、豆パン、ジャム
パン等で、特に人気だったのはあんぱんでした。
今回5月は少し季節感も取り入れ、よもぎあんぱんとレーズンパンを提供しました。
何日も前から献立表を見て楽しみに待っている方や、パンセレクトの日を『パンまつり』
と呼ぶ方もいらっしゃいます。
昼食時に食べている様子を見に行くと、おかずには手を付けずパンから食べている方
が多かった様に感じます。皆さん楽しみにされていたのかな、と嬉しくなりました。
パンを選ばれる入居者様は固定されてきましたが、今回は今までで一番多い25名の方
が、パンを選択されました。
「今度はどんなパンを食べたいですか?」と聞くと、男性の入居者様から「メロンパン」
との答えが返ってきました。メロンパンは子供や若い女性に人気があると個人的に思って
いたので、少し驚きました。同時に、パンの好み一つとっても、その方の個別性と嗜好が
伺えることに改めて気づくことができました。
今後も皆さんの希望を聞きながら、パンセレクトの日を設けていきます。ちなみに来月は
「サンドイッチ」を予定しています。
月寒コスモス苑 管理栄養士
2階フロア:出前行事を行いました。
本日は2階のフロア行事として、出前行事を行ないました。
まずは出前行事の説明をさせて頂きます。
普段のお食事も皆様に満足して頂ける様に努めてはおりますが、
普段のお食事とはまた違う、ご自分のお好きな物を注文して頂き、
召し上がり、楽しんで頂く行事です。
定期的に各フロアにて行っており、今回は2階での開催でした。
今回は海鮮丸さんの生寿司ランチセットを注文。
皆さまやはりお寿司がお好きな様子で、頼んだメニューを今か今か
と待ちわびていた方も。
いよいよ出前が届くと 「わー豪華だね」「綺麗」との声があがり・・。
しばし眺めて目の保養?をした後に、美味しくいただきました。
また、ビールを飲みながら(ノンアルコールですが・・)お寿司を楽し
まれていた方もいらっしゃいました。
食べ終わった後には 「もっと食べたい」「今度はもっと沢山頼まないと」
等とおっしゃられていた方もおり、少しもの足りない方もいらっしゃった様で
すが・・大変ご満足して頂けたと思います。
月寒コスモス苑 生活相談員
編集後記:
趣味は読書と自負している相談員が、最近・過去に読んで気に入った本を「私的な
読書感想文」としてご紹介します。今回は小説です。
『武士道ジェネレーション』 誉田哲也 著、 文藝春秋
誉田哲也さんの代表作である『武士道シリーズ』最新作。前作『武士道エイティーン』
から6年の歳月を経て発刊された、ファン待望の1冊です。
誉田哲也さんは『ストロベリーナイト』『ジウ』等の刑事小説も有名ですが、この『武士
道シリーズは』は笑って泣ける青春小説として、万人にお勧めできる良書だと思っています。
剣道女子を主役に据えた密度の濃い物語が、魅力的な登場人物達と軽快で巧みな文章、そし
て緊迫感のある試合展開と共に繰り広げられます。
個人的には前作『武士道エイティーン』の完成度に比べると、今作は若干物足りなさを感
じましたが、誰もが読みたかった主人公 磯山香の高校卒業後の物語がきちんと描かれている
ということに、著者の誉田哲也さんには感謝の気持ちでいっぱいです。
アマゾンでのレビューでは賛否両論有りますが、個人的にはファンの方なら必読、未読の方
は第1作『武士道シックスティーン』からご一読する事をお勧めします。私は『武士道シリー
ズ』に出会ってもう5年になりますが、あの時の興奮は今も・・・(中略)
次回も誉田哲也さんの作品をご紹介する予定です。
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