コスモス苑月寒 スタッフブログ
レインボープライド2022
先月の17、18日に渡って開催されたレインボープライドに参加して
きました。コロナ禍で2年間休止になっていましたが、久々の
開催です。それも例年パレードを中心とした一日だけの催し
だったのが、規模を拡大して二日間の企画になりました。
すでにご存じの方も多いとは思いますが、レインボープライドは
性的マイノリティーであるLGBTQの方々が中心となって(当
事者)その人がその人らしく生きられる社会の実現を目指す
運動です。歴史も古く、札幌は1996年から始まり、少しの休眠
を挟んで今の形に発展してきました。
また札幌市そのものも取り組みは早く、パートナーシップ制度
を2017年に政令指定都市としては全国初の宣言をしています。同
性婚の権利を認める制度ですね。私もずっと応援し、参画してき
ました。
レインボープライドのスローガン「この街で 私らしく生きる」は、
私ども彩世会の理念と共通するものがあると思っています。法人
理念「その人らしさを尊重し、安心して暮らし通える施設を目指す」。
LGBTQは価値観ではなく、人権の問題です。どこまでもその人の人権
を守り抜くこと。理念を忘れずに、日々たゆまぬ努力を続けたいと
思っています。
コスモス苑 施設長
コスモス苑行事食のご紹介!!
こんにちは。
毎日暑い暑いと思っていましたが、あっという間の秋到来ですね。
気温差で体調を崩しがちな季節ですが、免疫を高める工夫をし、
風邪をひかずに10月も乗りきっていきたいと思います。
(半年前から、お味噌汁、R1ドリンク、10gの無塩ミックスナッツを
意識的に毎日摂取しています。効果は・・・来春お知らせしますね。)
さて、前回の栄養からのブログ更新時に、「次回はジンギスカンです」とお知らせしました。
8月末にジンギスカン行事を開催しましたので、あの時期は暑かった・・・と思い出しながら、
ジンギスカンの様子を振り返りたいと思います。
なんと!3杯もおかわりされる方、
ビール(ノンアルコール)を嗜まれ陽気に喜ばれる方、
「一緒に食べたかったなぁ」と、ご家族に思いを馳せられる方、
昔たくさんの兄弟でジンギスカン鍋を囲んだお話をして下さる方、
八紘学園内のツキサップじんぎすかんに仲間内で行ったお話をして下さる方、
などなど。
皆さん、ジンギスカンの香り、音、記憶を楽しみながら、
焼き立てジンギスカンに舌鼓を打たれたのでは、と思います。
10月には給食委託会社LEOCさん提案の「握り寿司」、
11月には苑行事「ちゃんちゃん焼」を企画中です。
楽しみにしていてくださいね・・・♪
続いて、9月のLEOCさん提案行事食は「ご当地メニュー・九州編」でした。
ごはん、果物盛り合わせ の他に
◎みそ汁~具はさつまいもとカイワレ大根。どちらも生産量1位は九州です。
◎鶏天~大分名物
◎ちゃんぽん風炒め~長崎ちゃんぽん風味付の野菜炒め
◎胡瓜とオクラの明太子和え~胡瓜は宮崎が第1位、
オクラは鹿児島が第1位の生産量だそうです。
明太子は福岡が有名ですね。
◎長崎カステラ~おやつ時に提供。ゼリー対応の方は、宮崎マンゴープリンでした。
ご当地メニュー・日本縦断の旅はまだまだ続く予定です✈
LEOCさんに企画して頂いているので、私自身も知らなかったこと、
新たな発見等が多数あり、大変勉強になっています。
LEOC行事もお楽しみに(^▽^)/
コスモス苑 管理栄養士
介護福祉士実務者研修
10月に入りました。
寒暖差が非常に激しく、まさに季節の変わり目。
入居者様の体調管理につきましては、引き続き注意を払い関わらせていただきます。
さて、話は変わりまして‥
特養コスモス苑は徳洲会グループに在籍しています。
昨年から介護福祉士実務者研修取得のための養成校を立ち上げました。
そんな中私も講師として参加させて頂いているのですが、10月に入り介護分野の授業が開始となりました。
当苑の職員も受講しており、コロナ禍で何かと行動が制限される中ではありますが、介護福祉士取得にむけて頑張っている所です。
入居者様の安心安全な生活を提供するために行なっている取り組みの一つになっておりますので、この場を借りてご紹介させていただきます。
10月に入り、面会制限についてもアクリル板を使用しての再開を検討しております。
感染対策につきまして日頃よりご協力に感謝いたします。
引き続きご協力を宜しくお願い致します。
- 介護総主任
北海道胆振東部地震
平成30年9月6日3時7分 北海道胆振地方中東部を震央とし、マグニチュード6.7
震度7の地震が発生。
札幌でも震度5強を観測。全道ブラックアウトになり、札幌市内や近郊の市町村でも
停電復旧まで2日間かかった地域もありました。
清田区では液状化現象が発生し、道路が網打ち状に大きく破損、住宅が傾いたりと
震源地から離れている札幌でも大きな被害となりました。
私も初めての経験で、あの時の状況は鮮明に覚えています。
深夜で状況が把握できない中、夜が明け車でテレビを観た際、
厚真町を中心とした広範囲の土砂崩れの画像。
またその当時は、自宅がある札幌より市外に勤務していた為、
信号機がつかない、夜間真っ暗な中での運転に緊張しながらの通勤、
電池や食料を求め、スーパーに並ぶ長蛇の人々。
ケアマネージャーとして勤務をしていた為、担当の方のご自宅に安否確認に
走り回り、その方の顔を見た時のお互い安堵の表情。
どの瞬間も忘れられず、しっかりと記憶しています。
あれからもう4年が経過。
月日が経つのは早いと感じながら、風化させてはならない出来事と思い、
震災のあった9月、ブログに書かせて頂きました。
みなさん日頃からの防災対策、しっかりされていますか?
私も毎年9月は見直しの時期とし、しっかりと備えたいと思います。
コスモス苑 生活相談員
3階レク かき氷🍧
こんにちは!3階職員です!
8月は北海道も夏真っ只中!雪国なので夏は短いですが、
7~8月は最高気温が30度を超える日もありました…。
そんな暑い夏は流しそうめん!…をやりたかったのですがコロナ禍の為今年は中止に…。
少しでも夏らしさを入居者様に感じて頂ければと
3階職員で話し合った結果かき氷をすることになりました(^^)
そして出来るだけ豪華なかき氷がやりたいなと出来上がったのが…
~フルーツ盛りだくさんのミルクかき氷~です✨
牛乳と練乳を混ぜて凍らせた甘い氷を削り、上には生の苺を贅沢に使いシロップにした
手作り苺シロップやフルーツをかけて出来上がり!
「甘くておいしいね~!」「冷たくて気持ちいいね」と嬉しいお言葉と笑顔を頂き、
皆様ペロリと召し上がってくれました(^^)
今年施設で購入したふわっふわっのかき氷が出来るかき氷機も大活躍でした!
来月は敬老祭もありますので、職員一同、入居者様に喜んで頂ける様考えていきたいと思います!
では…これから9月に入り、季節の変わり目にもなりますので皆様もお身体にお気を付けて…🍁
3階職員
夏の行事食を紹介!
こんにちは!
食中毒警報も11号まで発令され、暑い日が続いていますね。
昨年の夏は、「猛暑」だった記憶がありますが、
食中毒警報に関しては、今年の方が発令日数は長い状況です。
衛生マニュアルに沿った、安心安全なお食事提供を引き続き行って参ります。
話は変わり、7月と8月のLEOC行事のご紹介です。
7月は、土用の丑の日に【「う」しの日定食】を提供致しました。
土用の丑・・・と聞くと、真っ先に思い浮かぶのが「うなぎ」だと思います。
「う(=丑)」のつく食材「うなぎ」を食べて精をつけ、無病息災を祈る・・・
土用丑の食事といえば、これが有名ですね。
しかし、他にも「う」のつく食材を食べて、
暑い夏を乗り切ろう!といった云われもあります。
8月にはうなぎを提供する予定でしたので、うなぎ以外の「う」のつく食材尽くしにて
提供させて頂きました。
◎お品書き
・きつね「う」どん
・茄子の味噌炒めゆず風味
・きゅ「う」りの「う」め和え
・メロン(夏を代表する「ウ」リ科の果物)
麺禁の方にはこちらを。
麺の代わりに、ご飯と「う」し(=牛)肉のすき焼きです。
どちらのメニューも皆様とても喜ばれていました。
きつねうどんに関しては、食器をLEOCさんがご用意して下さったので、
いつもと違った雰囲気にて、召し上がって頂けたかと思います。
おやつには、「土用餅」の代わりに「おはぎ」を提供しました。
なんと右のツヤツヤしたおはぎは、ソフト食対応です。
嚥下状態が落ちてきている方も、食事を楽しんで頂きたいと、工夫を凝らしています。
続いて8月です。
コスモス苑さとづかに続き、ご当地ニューの提供のシリーズ化を始めました。
出発は、北海道から約2,000km離れた日本の最南端の県。沖縄です。
◎お品書き
・ファジューシー(肉や野菜の入った沖縄の炊き込みご飯)
・アーサ汁(島豆腐とあおさの汁物)
・ゴーヤチャンプルー(沖縄といえばゴーヤが有名ですね)
・もずく酢(こちらも沖縄、有名ですね!)
・パイナップル
おやつにはサータアンダギーを提供。食べやすい様軟らかめに改良しています。
沖縄のドーナツですよ」とご説明すると、目を真ん丸にして驚かれている方や、
昔沖縄に行ったお話をして下さる方もいらっしゃりました。
コロナ禍にて気軽に旅行へも行けないご時世ですが、苑内は沖縄ムードに包まれたかと思います☀
今週はジンギスカン行事を開催しているので、後日ブログにてご紹介しますね。
LEOC行事は、毎月少しずつ北上予定です。
どちらもお楽しみに(^▽^)/
コスモス苑 管理栄養士
私的な読書感想文:さらなる深化は伊達じゃない
『オムニバス』 誉田哲也 著、光文社
姫川玲子シリーズ最新作は全7篇の短編集ですが、前作の長編『ノーマンズランド』よりも読み応えがあり、月並みですが大変おもしろかったです。
相変わらず無駄がない文章構成、何気ない文章に自然に組み込まれる高度なユーモア、個性がしっかりと描かれていて愛着が湧く登場人物達・・・。
練り込まれたストーリーも勿論面白いのですが、上記の要素でもう十分に贅沢な時間を過ごさせて頂きました。4篇の『赤い靴』と5篇の『青い腕』が連作になっていて読み応えがありますが、個人的には6篇の『根腐れ』が一番面白かったです。
姫川玲子らしさが一番滲み出ていると感じられる終盤も肝ですが、著者のファンなら知る人ぞ知る(?)「葉山深奈美」の名前が出てきた瞬間にテンションが上がり、思わず『武士道エイティーン』を読み返しました。
そしてそれ以上にテンションが上がるのが、最終篇『それって読唇術?』で明かされる、「魚住久江」巡査部長の捜査一課殺人班十一係への異動!
名作『ドルチェ』『ドンナビアンカ』の主人公で、名言「一人鍋だってへっちゃらだ。むしろ早く煮えてうれしい位だ」を生んだあの魚住巡査が、満を持して捜査一課殺人班へ、そして姫川刑事と合同捜査をする日が来るとは・・・
※正確には今回は異動の予告だけですが、次回作で大活躍することは間違いないでしょう。
・・・かなりマニアックな感想文になりました。でも一番染みたのは表紙の姫川刑事の後ろ姿で、テレビドラマで主演されていた故・竹内結子さんへのリスペクトが感じられて、切なくも読者の心を静かに満たしてくれる、そんな印象を受けます。
オムニバス形式なのでサクッと読め終えてしまうことと、菊田巡査の出番が少ないのが若干の不満ですが、ファンの方もそうでない方も存分に楽しめる今作。必読です。
コスモス苑 介護課長
お盆に思う
盆の月ひかりを雲にわかちけり 万太郎
本当に月日の流れは速い。
もうお盆の時期になりました。
俳句の世界では初秋になります。
秋の気配はまだ少し先になりますが。
奈良時代に日本古来の風習が行事化され、
それと中国から渡来した仏教の教えと相まって定着しました。
仏教の教えには盆送りはありませんから。
自分は早くに両親を亡くしており、
遺骨は前職時代に住んでいた恵庭の浄土真宗のお寺に納骨しています。
毎年お参りに行っていますが、さすがにもう縁がない土地に置いておくのもと思い、
墓仕舞(納骨堂仕舞?)を考えています。樹木葬がいいかな。
訳あって、お参りは自分たち夫婦だけになってしまいましたが、
人の本当の死はその存在を忘れられること。
せめて自分が生きている間だけは忘れずに顔を出そうと思っています。
一人っ子の務めですね。
コロナ第7波の中でのお参りになります。
このブログをお読みになっている方も、
ご先祖様のお参りに出かけられる方もいらっしゃるでしょう。
感染対策を万全にして、ご先祖の供養に行ってらしてください。
コスモス苑 施設長
食中毒警報
夏になると気を付けなければならないのが「食中毒」
ブログを書いている今も第7号食中毒警報が発令されています。
食中毒警報の発令基準は・・・
① 日最高気温が28℃以上が予想される場合
② 前2日間のそれぞれの日の最低気温が20℃以上で、且つ、湿度が85%以上の場合
③ 前2日間のそれぞれの平均気温が23℃以上で、かつ、湿度が85%以上の場合
④ その他保険所長が特に必要と認める場合 となっています。
食中毒の原因となる細菌の多くは、約20℃で活発に増殖し始め、人間や動物の体温
ぐらいの温度で増殖のスピードも速くなります。
食中毒の原因となる最近の代表的なものは、腸管出血性大腸菌(O-157、O-11など)
や、カンピロバクター、サルモネラ菌などです。
皆さん、耳にしたことがあると思います。
腸管出血性大腸菌は以前焼肉チェーン店で集団食中毒の原因菌であり、これを契機に
レバ刺しやユッケなどの生肉の取り扱いが強化されました。
皆様も記憶にあるのではないでしょうか。
食中毒を防ぐためには・・・
細菌を食べ物に「つけない」
食べ物に付着した細菌を「増やさない」
食べ物や調理器具に付着した細菌を「やっつける」という3つが重要となります。
昨今、新型コロナウイルス感染や乳幼児ではRSウイルスや手足口病が流行しているところです。
様々なウイルスが流行する中、油断できない状況に心身ともに正直疲れも出てきてしまいます・・・
しかし予防が第一。
ご面会や差し入れの制限など、入居者様、家族様にはご協力いただいているところです。
色々とご不便をおかけしますが、今後ともよろしくお願い致します。
コスモス苑 生活相談員
私的な読書感想文:人気ミステリ作家の貴重な闘病記
『無菌病棟より愛をこめて』 加納朋子 著 文春文庫
加納朋子さんと言えば、傑作ワーキングマザーPTA小説『七人の敵がいる』が
個人的に最高にお勧めの一冊ですが、今回紹介する作品は白血病と診断された
著者の、貴重な闘病エッセイです。
咳風邪症状で受診し当初は貧血の診断で治療を受けるも、その後も症状は改善
されず肺炎を発症、そして紹介された大学病院で急性白血病の診断を受ける
…。本格的な闘病記は白血病の診断を受けた後から綴られていますが、最初に
体調を崩してから診断を受けるまでの経過も、とてもリアルで、そして加納
朋子さん独特のユーモアと共に綴られていて導入部から読み易いです(冒頭
「それより前の日々」の挿絵も秀逸)。
白血病の辛い闘病生活が、ユーモアを忘れずに綴られているからこそ、温かい
気持ちで読み進めていくことができるのも、今作の魅力だと思います。
『七人の敵がいる』もほぼ同時期に執筆されたことがわかり、懐かしくなって
10年振りに読んでみたら、当時と変わらず笑って泣けました。
著者の作品が未読の方は、是非両作品を読んでみることをお勧めします。
コロナ禍だからこそ、良質な読書で免疫力を上げたいと思う今日この頃です。
コスモス苑 介護課長
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