コスモス苑月寒 スタッフブログ
2月4日:全体研修を実施しました。
2月4日(木)17:30より、札幌徳洲会病院の救急認定看護師の方を講師に
お招きし、「ハイムリック法と背部叩打(はいぶこうだ)法」という応急処置に
ついてご教授頂きました。当日は29名の職員が実技を学びました。
「ハイムリック法」「背部叩打法」とは、意識があるが「気道異物による窒息」を
起こしている方に対し、異物除去を試みる方法です。
まず「ハイムリック法」ですが、「腹部突き上げ法」とも言われており、救助者が
傷病者の後ろに回って腹部を圧迫する方法です。
一方の「背部叩打法」とは、「ハイムリック法」を実施することができない
妊婦や乳児、高度な肥満者に対して実施する方法です。文字通り患者の
後ろから手のひらの基部で、左右の肩胛骨の中間辺りを力強く何度も
叩く方法です(写真では伝わりにくいかもしれませんが、かなり強く
叩いています・・・)。
ご高齢の方々は飲み込む力が弱くなっている方が多い為、普段からの予防が
大切なのは言うまでもありません。しかし万が一食事中に窒息した場合には、速や
かな応急処置が必要とされます。その「万が一」に備えて日頃の心構えと訓練が
いかに重要かを、参加した職員も噛みしめておりました。
2週間後にも同様の研修を実施し、全職員が確実に応急処置の手技を習得し
ます。
月寒コスモス苑 生活相談員
1月26日:全体研修を実施しました。
平成28年1月26日(火)に「施設における安全管理と事故防止」というテーマで
全体研修を実施しました。当日は札幌徳州会病院より講師の方をお招きし、
25名の職員が参加しました。
研修では始めに全体講義があり、その後グループに分かれ「KYT~危険予知
トレーニング~」を体験しました。「KYT」の目的は「まだ起きていないエラー
や事故の可能性を察知し、事前に防止する手立てを講じる能力を身につける」
とされています。
グループワークでは、1枚の介助場面のイラストを見て①どんなことが予測されるか
②安全性を高めるために、更に改善できることは何だろうか、についてそれぞれ
職員が話し合いました。
日常に潜む介助場面での危険要因について、具体的に話し合い自分たちならどう
するか、そして自分たちならこうするという対策と目標設定をするところまでを
最終的に話し合いました。
利用者様の生活を支援させて頂く中で介護事故を「ゼロ」にすることは、中々難しいの
が現状です。しかし介護事故を減らす為には、どんなことに注意して何に優先して取り
組むべきかを、職員一人一人が深く考えるきっかけになったと思います。
今後も利用者様が安全に安心して日々の生活を送ることが出来るように、職員も研鑽を
積んでいきますので、どうぞよろしくお願いいたします。
月寒コスモス苑 生活相談員
節分行事:豆まきを実施しました。
毎年2月3日の節分の日は、各フロア毎に豆まきを実施しております。
本日はその様子を、各フロア毎の鬼の特徴を交えながらご紹介します。
まずは最上階の4階から。4階の鬼の特色はなんと言っても「カラフル」な
こと(頭だけですが・・・・)。
見た目のポップさと陽気なキャラクターで、温かい視線に見守られながら
入居者様が投げる豆を全身に浴びていました。
続いては3階です。3階の鬼の特色はずばり「2大巨頭」(勝手なイメージです)。
赤鬼と青鬼が同時に健在するという、豪華な立ち振る舞いを拝むことが出来ました。
入居者の皆さまも、まさかの2大巨頭の登場に、心なしか興奮されていたような?
最後は2階です。2階の鬼の特色は「太鼓腹」(?)。人工的に膨らませたお腹に(決して自腹では
ありません)、職員の「入居者様に喜んで頂きたい!」という意気込みを感じました。また、豆まきの
後には入居者様と職員で一緒にたこ焼作りを行いました。豆まきの後に食べる手作りたこ焼は格別
だったと思います。
以上、各フロアの豆まきのご紹介でした。来週からは各階で、鍋の行事食が始まります。身も心も
温まる鍋行事のご紹介は、また後日ご紹介させて頂きますのでお楽しみに!
月寒コスモス苑 生活相談員
4階行事:新年会を開催しました。
1月も終盤となりましたが、
コスモス苑4階にて少し遅い「新年会」を開催させていただきました。
入居者の皆様にお集まりいただき、
大好きなお汁粉作りの始まりです♪
美味しくできるかなぁ~と職員奮闘‼
あんこをお鍋に入れて、混ぜていただけなのですが・・・
「花嫁修業、がんばってよ!」
との温かいお言葉を頂いた次第です。
・・・ありがとうございます!
ソフト餅を入れて完成したお汁粉は、皆様で美味しくいただきました。
お腹が満足したあとは、
職員による余興・・・
ギターとフルートの生演奏です♪
演奏もさることながら、とっても素敵(?)な若手職員達です。
曲目は≪ふるさと≫や≪見上げてごらん夜の星を≫等々・・・
演奏に合わせて歌い、皆様と楽しいひと時を過ごしました。
最後の曲目となると、
「まだ始まったばかりだよ~」
と名残惜しむ声もチラホラ・・・
次回の演奏会は「まだやるの~?!」というお声をいただけるくらいの
レパートリーを準備して挑ませていただこうと思います!
「新年会」というには少々遅くはありましたが、
今年も1年、入居者様が健やかにお過ごしいただけますよう
職員一同励んで参りますので、何卒よろしくお願い申し上げます。
月寒コスモス苑 介護総主任
全体研修:「防災対策について」を実施しました。
本日17:00より、今年第1回目となるコスモス苑全体研修を実施しました。
最初にコスモス苑事務主任より、当施設の防災設備について講義を行い、その
後に参加職員全員で施設内の防火設備、操作方法について確認しました。
当施設では消防訓練は定期的に実施していますが、幸い今まで大きな災害事故が
発生したことはありません。しかしだからこそ、いつ起こるか分からない非常事態に
備え、日頃の防災意識と知識がいかに大切かを参加職員も実感したと思います。
また、今回の研修では、施設で災害時に使用する非常食の実食も行いました。
「アルファ米」と呼ばれる食品で、水またはお湯を注ぐだけで食べることができる
ご飯です。初めて食べる職員が殆どでしたが、職員からは「(思っていたより?)おい
しい」という感想が多く聞かれました。私も付属の梅しそふりかけをかけて食べてみ
ましたが、多少パサパサしている感じはあるものの、美味しく頂きました。
以上、全体研修の報告でした。次回は1月26日(火)に札幌徳州会病院より認定看護
師の方を講師にお招きし、「安全管理と事故防止」というテーマで研修開催予定です。
編集後記:
私事ですが、先日遅ればせながら映画『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』を見て来ました。
個人的な感想は「見せ場が多く、非常におもしろかった。次回作(エピソード8)の展開に胸が
高鳴るラストも秀逸」でした。
メディアからは「過去最高収益」との情報もあり、往来の一ファンとしてはジョージ・ルーカス監督
製作の『エピソード3/シスの復讐』(個人的に1番好きな作品です)より興行収入が上であるという事実に、
複雑な心境ではあったのですが・・・。
見始めると、ファンの心を高鳴らせる往来の世界観と登場人物の展開、そして新たなキャラクター達
の活躍に胸が高鳴り、途中何度も目頭が熱くなりました。同時に、絶妙なバランスで今回の作品を仕上
げた、エンターテイメント集団としてのディズニーのすごさを思い知った次第です。
ともあれ、スター・ウォーズを知っている方なら誰でも楽しめる内容だと思います。未体験の方はぜひ
劇場へ足を運ばれてはいかがでしょうか。フォースと共にあらんことを・・・。
月寒コスモス苑 生活相談員
2階行事:新年会を実施しました。
先週の3階行事:餅つきに続き、昨日は2階行事の新年会を実施しました。
入居者の皆様にはサービスステーション前にお集まり頂き、書初め・福笑い・カルタ
グループに分かれ、新年会はスタートしました。
まずは書初めの模様のご紹介です。書初めの意味については「今年1年の意気込み
を表す」などと言われていますが・・・・
入居者様より職員への名前を書初めして頂きました(決して強制ではありませんので、
あしからず)。書いて頂いた職員はこの書初めを励みに、今年1年頑張ろうと意気込んで
おりました。ありがとうございます。
続きましては「笑う門には福来たる」で福笑いです。
悪戦苦闘しながらも・・・・
見事、笑顔に満ちた1年を予感させる、福が来そうな力作が完成しました!
そして、職員手作りの絵札を用いたカルタ大会では・・・・
和やかな雰囲気の中でも、入居者様の表情は真剣そのものでした。まさに
真剣勝負!
さて、一通り催しを楽しんでいた後は、職員による余興「新春お笑い二人羽織ショー
(小麦粉でメイク)」の始まりです。職員が二人羽織になり・・・
まずはおしろいから始まり・・・
眉を整えていきます・・・・
そして最後に・・・・
紅をさして完成です!入居者の皆さまからは悲喜こもごもの声が上がりましたが、
概ね好意的な反応をいただきました。最後まで温かい視線で見守って下さった
入居者様の皆さまに感謝の意を表すと共に、最後までやりきった職員にも敬意を
表したいと思います。お疲れ様でした!
以上、2階新年会のご報告でした。次回は1月27日(水)実施予定の4階新年会
の様子をご報告します。こうご期待!
月寒コスモス苑 生活相談員
3階行事:餅つきを実施しました。
1月は各フロア毎に新年に因んだ行事を実施しており、本日は3階フロアで
餅つきを実施しましたので、その様子をご紹介します。
昼食後から準備を始め、大勢の入居者様が見守るなか13:30頃から餅付き
を開始しました。「よいしょ!」のかけ声と共に何名かの入居者様にも実際にお
餅をついて頂き、 「美味しいお餅になれ!」という一体感に包まれた餅つきに
なったと思います。
つき終わったお餅は、「早く食べたい・・・」という気持ちで入居者様が見守るなか、
職員が一つずつあんこをくるみ、あんこ餅を作りました。
また、入居者様には安全にお餅を食べて頂けるよう、食べやすい「ソフト餅」を
使用したおしるこをご提供し、好評を頂きました。
以上、餅つきのご報告でした。来週以降も
各フロアでお正月に因んだ行事を予定してお
りますので、随時ご報告していきます。お楽
しみに!
月寒コスモス苑 生活相談員
新年のご挨拶とお正月行事食のご紹介
新年あけましておめでとうございます。今年も随時ブログにて、コスモス苑の魅力を情報発信して
まいりますので、おつきあいの程どうぞよろしくお願いいたします。
さて、新年初となる本日のブログはお正月行事食のご紹介です。
月寒コスモス苑では年末年始に、毎年お正月料理を提供させて頂いております。
お正月の気分をお食事で一人でも多くの方に楽しんで頂けるように、様々な形態のメニューをご用意
しております。
例えば年越しの気分を盛り上げてくれる海老の天ぷらですが、通常の天ぷらを食べることが難しい方
には、以下の様な「ソフト食」という形態の海老をご提供しました。
嚥下障害などがある方は、通常のお食事ですとどうしてもむせ込んでしまうことが多く、結果的に誤嚥性
肺炎などを引き起こしてしまう可能性があります。
ですが、一人でも多くの方にお口から食べる喜びを持ち続けて頂けるように、コスモス苑では今年も安全
に食べることが出来るお食事メニューの充実を図ってまいります。
月寒コスモス苑 生活相談員
※下記をクリックして頂くとPDFにてお正月行事食をご覧頂けます。
2015年もあと少し。
早いもので、本年も残すところあと2日です。
当苑もお正月を迎えるにあたり、鏡餅などを飾りました。
まゆ玉も色鮮やかで、お正月気分を盛り上げます。

さて、本年も入居者様のたくさんの笑顔を見ることが出来ました。
入居者様にとりましても、心に残る1年となったのではないでしょうか。
また、コスモス苑まつりやクリスマス会等の行事におきましては、
たくさんのご家族様にご参加・ご協力いただき、心より御礼申し上げます。
来年もより良いサービスの提供が出来るよう、スタッフ一同、精一杯努力いたしますので、
何卒よろしくお願い致します。
良いお年をお迎えください。
月寒コスモス苑 職員
12月13日(日)クリスマス会報告③※12/29看取り介護講演資料を追加しました。
12月13日に開催したクリスマス会では、会終了後に一旦休憩を挟み、14:00
より1階デイサービスセンターにて家族会を開催しました。当日はご家族様15
名、入居者様1名にご参加いただきました。
まず初めに生活相談員より、当苑の「看取り介護」について40分程度講演を行い、
その後各フロア入居者様のご家族様と、各フロア職員がそれぞれのテーブルに
分かれ意見交流会を実施しました。
ご家族様からは講演のご感想も含め様々な貴重なご意見を頂きましたので、一部
ご紹介させて頂きます。
【看取り介護について】
・看取り介護の内容が分かって、とても安心した。家族としては、やはり看取り期で
あっても本人には最期まで口から摂取してほしいという気持ちはあり、そのことも
相談できることが分かり良かった。
・講演はわかりやすかった、クリスマス会の食事もおいしかった。
・看取りについて知ることが出来て良かった。資料も良かった。
・亡くなった後の話を家族間でまだ出来ていない部分もあるので、家族が集まった時
に話し合いたいと思う。
・(当苑で看取り介護を経験されたご家族様より)死亡診断をする医師がすぐに連絡
が取れるようにして欲しい。亡くなった時に苑で医師に連絡がつかず、病院でも長い
時間待たされた。
【コスモス苑のケアについて】
・入居者一人一人をきちんとみて援助してもらえているので、感謝しています。
・いつも良くして頂いて感謝しています。
交流会の最後には「今回の家族会の様に、何人かで集まっての場であれば家族として
も意見をいいやすい。普段なかなかこのような場がないので、もっとこういう機会が
あってもいいと思う」とのお言葉を頂きました。
今後も入居者様、ご家族様がよりご意見を出しやすい機会の創出と、そのご意見をコス
モス苑全体のケアの向上の糧とし皆さまに還元できるよう、努力してまいります。
月寒コスモス苑 生活相談員
※当日の看取り介護講演の資料は、下記をクリックして頂くとPDFでご覧になれます。
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