コスモス苑月寒 スタッフブログ
栄養委員会の取り組みについて
今回は月一回定例で行われている、栄養委員会についてご紹介します。
栄養委員会では主に日常の食事について各職員の意見を聞き、行事食の
打ち合わせや、(毎回ではありませんが)栄養補助食品を検討する為の試食・
試飲などを行っています。
また、栄養委員会は入居者様・利用者様の意見を反映させる場でもあります。
『時々パンも食べたいな』という入居者様の声に応え、月一回のパンセレクトを
実施したり、『○○が食べにくい』という声に対して調理法を変えて食べやすく
提供するなど、日々のお食事提供に反映させています。
介護職員、相談員、ケアマネージャー等各職種の職員が集まる為、それぞれの
視点から食事に対する意見を取り入れ、集約しています。
昨年1月より【ソフト食】*を導入した際には、栄養委員会の中で硬さや見た目、
味について何度も議論して、現在の形態が出来上がりました。
*【ソフト食】とは……食材をミキサーにかけた後に専用の粉を使い、見た目も元の料理の
形に近づけた形態のお食事です。咀嚼(噛む事)や嚥下(飲み込む事)が難しい方を対象
とした食事形態です。
食事は栄養士や厨房職員だけが提供する物ではなく、施設全体でより良い物を考え、
検討していくことが大切だと考えています。これからも入居者様・利用者様に喜ばれ
るお食事提供を行う為、コスモス苑全体での検討を続けていきます。
月寒コスモス苑 管理栄養士
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来年度に食器を入れ替えする予定です。どのような食器にしようか、皆さまの食欲をそそる
ような食器を現在検討中です。
3月10日:全体研修を実施しました。
3月10日(木)月寒コスモス苑にて『身体にかかる圧の影響と対策』
というテーマで職員対象の研修を実施しましたので、本日はその内容
をご紹介させていただきます。
今回は株式会社モルテン(医療・福祉用品事業メーカー)の方にお越
し頂き、60分間講義と実演を織り交ぜた研修をして頂きました。
講義では、圧が身体の組織内部に及ぼす影響とそのメカニズム、マット
レス等を用いた対策について教わりました。動画を用いた映像も紹介され、
マットレスの3つのメカニズムとその種類(減圧、除圧、体位交換)等、
わかりやすく学ぶことが出来ました。
ベッド上で過ごす時間が多い方に対して、ポジショニング(体位変換、
体位保持)は特に重要です。今回の研修で改めて、その重要性と対策に
ついて職員一人一人が考えることができたと思います。
後半の実演では、当日お持ちいただいた「体位変換付きエアマットレス」
(内蔵されたコンピュータにより、自動的に体位変換と圧を変えてくれる
マットレス)の機能を体験することが出来ました。
私も実際にマットレスに横たわり、その機能を体感しました。非常にゆっくり
と、でも少しずつ体の圧を取り除く心地よい動きを体感している内に、本来の
研修目的から遠ざかるような眠気に襲われ、 我に返った時には研修も終わり
に近づいていたという・・・
というのは冗談ですが、最新の福祉用具の効能を身を持って体感することが
できるという、貴重な研修となりました。モルテンさん、ありがとうございま
した。
月寒コスモス苑 生活相談員
昨日はひな祭り・・・
昨日3月3日は全国的にひな祭り。ということで、月寒コスモス苑でも
フロアにてひな祭り行事を実施しました。
ひな祭りに因んだ人気のお菓子と言えば桜餅ですが、今回は入居者
様に桜餅作りをお手伝い頂きました。
色鮮やかな桜餅作りが一段落した後は宴会の開始です。今回はカラオケ
セットをご用意し、入居者様に素敵な歌声を披露して頂きました。
素敵な歌声でフロア全体が盛り上がったところで、待ちに待った
「お茶会」の時間です。今回は手作り桜餅、ミニケーキ、手作り甘酒
をご用意しました。どれも好評でしたが、特に甘酒はおかわりをされ
る方が多かったのが印象的でした。時折行事などでも甘酒をお出し
することがありますが、やはり甘酒人気は健在ですね。
そんな美味しいメニューに舌鼓を打ちながら、楽しいひな祭りの一時
は瞬く間に過ぎていきました。
北海道は今週から悪天候が続いていましたが、そんな悪天候を吹き飛
ばし、一足早い春を予感させるひな祭り行事となりました。
月寒コスモス苑 生活相談員
おやつクラブを実施しました。
当苑では年に数回、入居者様参加型のおやつクラブを実施しています。
今回は2月のバレンタインにちなんでチョコレートを使ったおやつを考え、
入居者の皆さまと一緒に『チョコバナナクレープ』を作りました。
まずクレープ生地に生クリーム・バナナ・チョコレートソースをのせ、何層
にも重ねた後、ミルクレープのような形状に仕上げました。
男性3名、女性9名の計12名の入居者様が参加され、初めて参加された方か
らは「みんなでやると楽しいね」とのお声を頂きました。
男性入居者様は「チョコレート好きだからたくさんかけちゃおう!!」と笑顔を
見せて下さいました。
また、別な入居者様は「生クリームが食べた~い」とウズウズ…。
更に別な入居者様のお口にはチョコレートの跡が!「○○さん、チョコレート
食べたでしょ!?」と楽しい雰囲気の中、無事完成してケーキのようにカットし
てから、3時のおやつにご提供しました。
おやつクラブに参加された方はもちろん、参加されていない入居者様も
いつもとは違うおやつに大変喜ばれたと思います。「甘いおやつが大好き
だから毎日でも食べたい」とおっしゃる方もいました。
入居者様の笑顔を想像しながら次回のおやつクラブはどんな内容にしよう
か…と考える栄養士も、自然と笑顔になってしまいます。次回のおやつクラ
ブも是非ご期待下さい!
月寒コスモス苑 管理栄養士
接遇(おもてなし)委員会の取り組みについて
コスモス苑では入居者様、利用者様へのケア向上を目指し、
各種委員会を立ち上げ、委員会毎に毎月1回会議を開催して
おります。その中で今回は、当苑での接遇に対する取り組みを
担う「接遇(おもてなし)委員会」をご紹介します。
月寒コスモス苑では、平成26年度より接遇(おもてなし)委員会
を立ち上げ、日々の接遇改善に向けた取り組みを行なっております。
今年の4月で丸2年が経過する接遇委員会ですが、発足当初から
各部署の職員が毎月1回集まり、コスモス苑の接遇を更に良くする為
にはどの様に取り組めばよいかを、真剣に考え話し合っています。
委員会発足後、最初に取り組んだのは接遇マニュアルの整備でした。
全職員の意見を聞きながら話し合いを進め、コスモス苑の接遇マニュ
アルを整備し、発足半年目には更なる接遇向上に向け、施設内で全体
研修を開催しました。
更に今年度からは職員一人一人が意識的に取り組んでいける様に、コス
モス苑全体での月間目標を掲げ、接遇向上に努めております。
発足して約2年、まだまだ未成熟な部分もございますが、入居者様・利用者様
・ご家族様に「コスモス苑で良かった」と思って頂ける様に、ご自宅に戻って
「楽しかった」とおっしゃって頂ける様に、安心して穏やかな生活を送って頂け
る様に・・・・・。
コスモス苑の理念にもある≪その人らしさを尊重し安心して暮らし通える施設
を目指す≫を常に念頭に置き、全職員一丸となって、今後も接遇向上に向けて
取り組んでいきたいと思います。
今後も随時、各種委員会の取り組みをご紹介できればと考えております。今後
とも、どうぞ宜しくお願い致します。
月寒コスモス苑 介護総主任
行事食(鍋)を実施しました。
昨日、本日と2日連続各階で、この時期ならではの行事食:
鍋料理を実施しました。入居者の皆様には材料の下ごしらえ
からお手伝い頂き、スムーズに準備が進みましたが・・・
材料が多い為中々煮え切らず、お食べ頂くまでしばしお待ち
頂くことに・・・
そして煮始めてから待つこと10分あまり・・・・・
いい具合に煮上がってきました!鍋の中身は鶏肉ベースの
塩味の出汁に、肉団子、帆立、鮭の切り身、きのこ、お豆腐、
白菜等々・・・・具だくさんの栄養満点な鍋に仕上がりました。
この時期ならではの身も心も温まる鍋料理 に、皆さまほっこり
とした気持ちで美味しくお召し上がり頂けたと思います。
私も皆さまと一緒にちゃっかり頂きましたが(!)、おだしの効いた汁
がいろいろな具材に染みこんで、とても美味しく頂きました。
2月の厳冬もあと少し。風邪やインフルエンザに負けないよう、入居
者様は勿論、職員もしっかり栄養を取って予防に努めてまいります。
月寒コスモス苑 生活相談員
2月4日:全体研修を実施しました。
2月4日(木)17:30より、札幌徳洲会病院の救急認定看護師の方を講師に
お招きし、「ハイムリック法と背部叩打(はいぶこうだ)法」という応急処置に
ついてご教授頂きました。当日は29名の職員が実技を学びました。
「ハイムリック法」「背部叩打法」とは、意識があるが「気道異物による窒息」を
起こしている方に対し、異物除去を試みる方法です。
まず「ハイムリック法」ですが、「腹部突き上げ法」とも言われており、救助者が
傷病者の後ろに回って腹部を圧迫する方法です。
一方の「背部叩打法」とは、「ハイムリック法」を実施することができない
妊婦や乳児、高度な肥満者に対して実施する方法です。文字通り患者の
後ろから手のひらの基部で、左右の肩胛骨の中間辺りを力強く何度も
叩く方法です(写真では伝わりにくいかもしれませんが、かなり強く
叩いています・・・)。
ご高齢の方々は飲み込む力が弱くなっている方が多い為、普段からの予防が
大切なのは言うまでもありません。しかし万が一食事中に窒息した場合には、速や
かな応急処置が必要とされます。その「万が一」に備えて日頃の心構えと訓練が
いかに重要かを、参加した職員も噛みしめておりました。
2週間後にも同様の研修を実施し、全職員が確実に応急処置の手技を習得し
ます。
月寒コスモス苑 生活相談員
1月26日:全体研修を実施しました。
平成28年1月26日(火)に「施設における安全管理と事故防止」というテーマで
全体研修を実施しました。当日は札幌徳州会病院より講師の方をお招きし、
25名の職員が参加しました。
研修では始めに全体講義があり、その後グループに分かれ「KYT~危険予知
トレーニング~」を体験しました。「KYT」の目的は「まだ起きていないエラー
や事故の可能性を察知し、事前に防止する手立てを講じる能力を身につける」
とされています。
グループワークでは、1枚の介助場面のイラストを見て①どんなことが予測されるか
②安全性を高めるために、更に改善できることは何だろうか、についてそれぞれ
職員が話し合いました。
日常に潜む介助場面での危険要因について、具体的に話し合い自分たちならどう
するか、そして自分たちならこうするという対策と目標設定をするところまでを
最終的に話し合いました。
利用者様の生活を支援させて頂く中で介護事故を「ゼロ」にすることは、中々難しいの
が現状です。しかし介護事故を減らす為には、どんなことに注意して何に優先して取り
組むべきかを、職員一人一人が深く考えるきっかけになったと思います。
今後も利用者様が安全に安心して日々の生活を送ることが出来るように、職員も研鑽を
積んでいきますので、どうぞよろしくお願いいたします。
月寒コスモス苑 生活相談員
節分行事:豆まきを実施しました。
毎年2月3日の節分の日は、各フロア毎に豆まきを実施しております。
本日はその様子を、各フロア毎の鬼の特徴を交えながらご紹介します。
まずは最上階の4階から。4階の鬼の特色はなんと言っても「カラフル」な
こと(頭だけですが・・・・)。
見た目のポップさと陽気なキャラクターで、温かい視線に見守られながら
入居者様が投げる豆を全身に浴びていました。
続いては3階です。3階の鬼の特色はずばり「2大巨頭」(勝手なイメージです)。
赤鬼と青鬼が同時に健在するという、豪華な立ち振る舞いを拝むことが出来ました。
入居者の皆さまも、まさかの2大巨頭の登場に、心なしか興奮されていたような?
最後は2階です。2階の鬼の特色は「太鼓腹」(?)。人工的に膨らませたお腹に(決して自腹では
ありません)、職員の「入居者様に喜んで頂きたい!」という意気込みを感じました。また、豆まきの
後には入居者様と職員で一緒にたこ焼作りを行いました。豆まきの後に食べる手作りたこ焼は格別
だったと思います。

以上、各フロアの豆まきのご紹介でした。来週からは各階で、鍋の行事食が始まります。身も心も
温まる鍋行事のご紹介は、また後日ご紹介させて頂きますのでお楽しみに!
月寒コスモス苑 生活相談員
4階行事:新年会を開催しました。
1月も終盤となりましたが、
コスモス苑4階にて少し遅い「新年会」を開催させていただきました。
入居者の皆様にお集まりいただき、
大好きなお汁粉作りの始まりです♪
美味しくできるかなぁ~と職員奮闘‼
あんこをお鍋に入れて、混ぜていただけなのですが・・・
「花嫁修業、がんばってよ!」
との温かいお言葉を頂いた次第です。
・・・ありがとうございます!
ソフト餅を入れて完成したお汁粉は、皆様で美味しくいただきました。
お腹が満足したあとは、
職員による余興・・・
ギターとフルートの生演奏です♪
演奏もさることながら、とっても素敵(?)な若手職員達です。
曲目は≪ふるさと≫や≪見上げてごらん夜の星を≫等々・・・
演奏に合わせて歌い、皆様と楽しいひと時を過ごしました。
最後の曲目となると、
「まだ始まったばかりだよ~」
と名残惜しむ声もチラホラ・・・
次回の演奏会は「まだやるの~?!」というお声をいただけるくらいの
レパートリーを準備して挑ませていただこうと思います!
「新年会」というには少々遅くはありましたが、
今年も1年、入居者様が健やかにお過ごしいただけますよう
職員一同励んで参りますので、何卒よろしくお願い申し上げます。
月寒コスモス苑 介護総主任
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