コスモス苑月寒 スタッフブログ
喫茶、再び・・・
当苑では週2回(月・木曜日)、4階のパーティールームにて喫茶を営業しています。
本格的にドリップしたコーヒーと日替わりのケーキセットを100円で提供しており、
皆様に大変ご好評いただいております。
本日はデイサービスの利用者様もご利用され、賑やかな営業となりました!!
しかも、職員によるギターとハーモニカの生演奏付きです!
入居者様も一緒に懐かしい童謡や歌謡曲を合唱しました♪
皆様で楽しめる交流の場としてどなたでもご利用できますので、
ぜひ一度ご利用ください!!
そして、この喫茶は主にボランティアさんにお手伝いしていただき営業して
おります。本日は市内の高校3年生の学生さんも夏休みを利用して、ボラン
ティアで来苑してくれました。
手ほどきを受けながら、テキパキとお手伝いする姿を
まるで孫を見るかのように優しく見守る利用者様…
世代を越えた交流に笑顔が溢れました。
受験が落ち着いたら、ぜひまた来苑していただきたいですね☆
当苑では喫茶以外にもボランティアさん大歓迎です!!
ご興味のある方はお気軽にお問い合わせください。
コスモス苑 事務職員
編集後記:
趣味は読書と自負している相談員が、最近・過去に読んで気に入った本を「私的な読書感想文」
としてご紹介します。今回も小説です。
『校閲ガール』 宮木あや子著、KADOKAWA
私は『情景☆カトマンズ』という作品で宮木さんが好きになりましたが、今作も登場人物が個性的で
かつ魅力的、物語自体も痛快で気持ちよく、文句なしに面白くて笑えます。
軽快な文章と台詞の中に、仕事観と人生観の核心に触れる言葉が散りばめられており、思わず
ハッとさせられるのが宮木さんの作品の大きな魅力だと思っています。物語の舞台は出版社ですが、
「校閲」という比較的一般人には馴染みの薄い職種が中心なのも、新鮮で興味をそそられました。
乱雑な台詞も多いので(特に主人公)、好き嫌いは分かれるかもしれません。それでも、テンポの
良さと清々しい?文章に、ハマる人は本当にハマると思います。「読めば元気がでるワーキングエン
タメ」の売り文句は伊達じゃない!(注:相談員の心の叫び)。
仕事で疲れている時や笑って元気を出したい時に、特にお勧めの1冊です。
月寒コスモス苑 生活相談員
行事食(ジンギスカン)を実施しました。
北海道の夏の風物詩といえば『ジンギスカン』ですが・・・
コスモス苑では毎年夏に合わせて、行事食としてジンギスカンを
屋外(コスモス苑敷地内)で実施しています。8月2日、3日、4日の
3日間に渡り、各階で実施しました。
その日の天候や気温にもよりますが、外に出て外気を感じながらの
食事は格別です。皆様、毎年この日を楽しみにされており、まだお肉
を焼いていないうちから暑さ対策の帽子をかぶり、外に出る準備万端‼
3日間とも気温は高かったですが、程よく風もあり、正にジンギスカン
日和でした。さて、気になる皆さんの食べっぷりは…。
ビール片手に(もちろんノンアルコールです)ジンギスカンをほおばる方、
何も言わずに黙々と召し上がる方、自分が何回おかわりしたか忘れる程召し
上がった方・・・。みるみるうちに、ジンギスカン鍋は空っぽになりました。
普段は食が細い方も、おかわりして召し上がる方も多かったです。お肉と
一緒にたくさんの野菜を食べて頂けるので、栄養士としてはうれしい限り…。
食事が終わった後も「昔は人が集まればジンギスカンだったよ」「久しぶりに
ビール飲んで旨かった」等、入居者様の会話も弾んでいました。
今週はデイサービスで実施予定です。デイサービス利用者の皆様、お楽しみに~♬
月寒コスモス苑 管理栄養士
3階フロア行事:花火を実施しました。
去る7月某日、3階フロア行事として当苑の駐車場敷地内にて花火を行ないました。
花火行事は近年3階の恒例行事の1つとなっており、3階の20名すべての入居者
様にご参加頂きました。
19:00からの開始でしたので、外はまだほんのりと明るさが残っていましたが、
何名かの方に手持ち花火をお持ち頂き花火開始。「1年ぶりだね」と笑顔で話される
方も多く、年に1度の花火行事として楽しんで頂けたのではないかと思います。
その後打ち上げ花火を行ない、どんどん盛り上がっていったのですが・・・・当日は
あいにく風が肌寒く、予定より少し早く終了となりました・・・・。
ともあれ、夏の風物詩として季節感を感じて頂けたことと思います。あの夏の花火に
想いを馳せながら、来年も花火行事当日は晴れてくれることを祈りつつ・・・。
編集後記:
先日子供たちを連れて、豊平区平岸にある月寒公園に行ってきました。昨年からの再整備工事
終了後初めて行ったのですが、以前と比べて遊具がかなり充実していました。
遊び場自体の規模も大きくなり遊具の種類も多彩なので、子供たちも喜んでいました。ベンチも
比較的多めに設置されているので、付き添いの親としては正直助かります。これで売店でもあれば
個人的には言う事なしなのですが・・・。
ともあれ、整備前の月寒公園と比べるとかなりスケールアップしているので、お近くの方はぜひ
行かれてみてはいかがでしょうか。因みにボート池は今年はお休みのようです・・・。残念。
月寒コスモス苑 生活相談員
7月13日:癒音コスモス(音楽療法)を実施しました。
7月13日(水)10:00より4階サービスステーション前にて
2階外出行事:イチゴ狩りに出掛けました。
本日は2階のフロア行事で、北広島市にある「ベリーランド佐藤農園」へイチゴ狩り
に出掛けてきました。
「外出する事で、気分転換と季節感を味わって頂く」という趣旨で企画され、
2名の入居者様が参加されました。今日は非常に天候が良く逆に暑さが心配
でしたが、結果的には丁度良い外出日和だったのではないかと感じております。
到着すると一面にイチゴ畑が広がっており、平日の午前中という時間帯でした
が、既に多くのお客さんで賑わっていました。
車から降りるとイチゴ畑を二手に分かれ移動し、お話をしながらイチゴを召し上
がって頂きました。ご自分で取れない方には職員がお声掛けをさせて頂きながら、
好みのイチゴをお取りすると「大きいな」と素敵な笑顔が。
一方、ご自分で取れる方は「美味しいね」とおっしゃりながら、黙々と召し上がって
おられ、旬のイチゴを堪能して頂けたと思います。
皆様の体調にも合わせながら、この様な「旬」を感じられる行事を、
これからも作っていけたらと考えております。
月寒コスモス苑 生活相談員
6月29日:癒音コスモスを実施しました。
6月29日(水)10:00より、4階サービスステーション前にて癒音コスモス:
音楽療法を実施しました。
今回の曲目は「しゃぼん玉」「おお牧場はみどり」「花嫁人形」「瀬戸の花嫁」
「東京ヴギウギ」「ハッピーバースデイ」「知床旅情」「夕焼小焼」の計8曲でした。
今回は「しゃぼん玉」歌唱後にボール活動を取り入れ、セラピストの方々と入居
者様で個別にボールのやり取りを実施しています。皆さま目の前にボールが来ると、
上手に受け取って返されていました。
「おお牧場はみどり」は癒音コスモスでは初めての曲目でしたが、多くの方が歌唱され
ていました。「瀬戸の花嫁」では「瀬戸は♪チャチャチャ」と軽やかなリズムが響き渡り、
「東京ヴギウギ」ではリズミカルな伴奏に乗って皆さま楽しく合奏されていました。
今回も多くの方々に楽しんでいただけたと思います。
また、今回は途中から入居者様のご家族も参加され、より賑やかなセッションとなり
ました。ご家族様の参加は自由ですので、当日面会に来られた方は、是非4階まで足
を運んで頂ければと思います。次回は7月13日(水)開催予定です。
編集後記:
私事ですが、炊飯器を使った時短料理に最近はまっています。
気が向いたら週末に夕食を作るのですが、あまり凝った料理ではなく、シンプルで簡単に
作れる料理を心がけています。先日は某料理サイトのレシピを参考に、鶏もも肉を使った
チキンライスを作りました。
お米(我が家は無洗米です)を通常の分量より少し多めの水と一緒に炊飯釜にセットし、
みじん切りにした玉ねぎと鶏もも肉一枚(ぶつ切りでも可)をお米の上に置いたら、後は
普通に炊飯スイッチを押します。炊き上がったら、塩コショウとバターをご飯と混ぜ合わせて
完成です。
鶏肉がしっとり柔らかく、中々おいしくできました。以前むね肉でも作ってみたのですが、もも
肉の方が個人的には好みです。コーンやミックスベジタブルを混ぜ合わせてもおいしそうなので、
次回試してみようと思っています。
月寒コスモス苑 クッキングおやじ
行事食:お好み焼きを実施しました。
今週21日:2F、22日:4F、23日:3Fと、各階で「お好み焼き」を実施しました。
それぞれ当日は各フロアごとで入居者様がホットプレートを囲み、焼き立て
を味わって頂きました。
準備や調理は主に職員が進めましたが、職員が裏返す時には入居者様から
『おぉ~』や『わぁ~』といった拍手や歓声も上がり、文字通り熱気に包まれたひと
時が過ぎていきます。
焼きあがったお好み焼きには、それぞれお好みに合わせてトッピングして
頂きました。
ソースのみで召し上がる方、『ソースは苦手』とマヨネーズをたっぷりかける方、
『青のり多めで』と注文される方…。皆さんとても楽しそうにトッピングされ、お好み
焼きの醍醐味?を味わって頂けたのではないかと思います。
『大きいね。食べられるかな~』と言っていた方もペロリと食べて、『おかわり‼』、
職員の『おかわり半分でもいいですよ』の誘いに『じゃあ…』とお皿を出す方も。
目の前で調理することで焼く時の音、香りも感じられ普段より食欲も増したように
感じました。また、入居者様同士で『美味しいね』『お腹いっぱいだね』と会話が弾ん
でいるご様子に、こちらも嬉しくなります。
普段きざみ食を提供している方には、生地の中に刻んだ具材を入れて焼いたので
見た目は通常のお好み焼きと同じく仕上がったと思います。
また、今回はミキサー食・ソフト食を提供している方にも【ソフトお好み焼き】を提供
しました。
見た目もお好み焼きの雰囲気が出ており、召し上がった方からも『美味しい』という声が
聞かれました。
また、今回のお好み焼きは程よい軟らかさに仕上がったと思います。そこで普段ソフト食
を召し上がっている方にも、数名の方には「きざみ」のお好み焼きを、焼き立てで召し上がって
頂くことができました。その様子を見て、面会に来ていたご家族様からも『いつもと反応が違う』
と喜んで頂けたのが印象的でした。※上から2階、3階、4階の方々のお写真です。


どんな食形態の方にも楽しんで頂けるような行事食を、今後も企画していきたいと考えて
います。 月寒コスモス苑 管理栄養士
6月9日:全体研修を実施しました。
先日6月9日、月寒コスモス苑にて全体研修を実施しました。
今回は株式会社 明治の方にお越しいただき、「プロバイオ
ティクスとプレバイオティクス」と「食中毒」という2つの
テーマでご講義いただきました。
「プロバイオティクス」と「プレバイオティクス」とは共に整腸菌
の1種で、非常に似通った名前ですが、その性質は以下のよう
に異なります。
「プロバイオティクス」とは…
腸内微生物のバランスを改善する事により、宿主に有益に働く生きた菌。
例:ビフィズス菌、乳酸桿菌
「プレバイオティクス」とは…
プロバイオティクスの働きを助け、そのエサになることで善玉菌だけを増やす。
例:食物繊維、オリゴ糖
この二つを一緒に摂取することで、腸にとって非常に良い効果が出ると言わ
れています。
加齢、ストレス、薬(抗生物質)等が要因となり腸内細菌がバランスを崩すと、
免疫力が低下し感染症を引き起こしやすくなります。
その予防の為にも、「プロバイオティクス」と「プレバイオティクス」を継続的に
摂取することにより、改善が期待できることを学びました。
後半は、これからの季節に猛威を振るう食中毒について、感染症との
関係性についても理解が深まる内容でした。
食中毒は特に夏季に発生しやすいですが、食中毒予防の三原則
「菌を付けない」「増やさない」「やっつける」を意識することの重要性
を改めて学びました。
今後も入居者様ニ安心して毎日を過ごして頂けるように、日頃から
の皆様の健康管理と衛生管理の徹底に努めてまいります。
月寒コスモス苑 生活相談員
3階フロア:外出行事
昨日3階の外出行事があり、午後から六花亭西岡店へデザートを食べに
出掛けました。
「外出する事で外の空気に触れて気分転換を図って頂きたい」、
「いつもとは違う雰囲気で食事やデザートを味わい楽しんで頂きたい」
という趣旨で企画され、4名の入居者様が参加されました。当日は天気が
良く絶好の外出日和となり、移動中の車内でも会話に花が咲きました。
到着して2階へ上がるとお洒落な喫茶スペースが有り「お洒落だね~」、
「美味しそう~」と会話を楽しみながら、皆さまメニュー表をご覧になって
いました。
それぞれケーキやあんみつ等お好みの物を注文され、色鮮やかで
オシャレなデザートを前に、見た目でも楽しむことができたと思います。
「○○さん、美味しそうに食べているねぇ」など会話も弾み、皆様美味し
そうに召し上がられていました。
また、当日は喫茶室の窓から見える新緑もとてもきれいで、格別なひと時
を過ごしていただけたのではないでしょうか。皆様の体調にも合わせながら、
これからもこの様な行事を企画して喜んでいただけたらと思っております。
月寒コスモス苑 生活相談員
より良い人生を送るために・・・
昨日、業務の一環でメンタルヘルス講習というものに参加してきました。
会場にはたくさんの参加者が詰めかけており、「メンタルヘルス」に対する
関心の高さが伺えました。
「ストレス社会」と言われて久しいですが、だからこそ「精神的な健康」を
保つために、正しい知識が必要なのだと思います。
仕事でも家庭でも、ストレスを「ゼロ」にすることは不可能で、そのストレス
を「いかにコントロールするか」という視点が重要だと言われています。
仕事と家庭を無理に切り離すことは難しいと常々感じていますが、ストレス
コントロールの視点を仕事にも家庭にも活かすことで、より良い相乗効果を発揮
したいと思います(宣言?)。
改めて、仕事と家庭の質を上げる為にも、自己研鑽に励むことの大切さを学び
ました。奇しくも昨日の帰り道は軽い暴風雨でしたが、お陰で気持ちは晴れやか
なのでした。
月寒コスモス苑 生活相談員
編集後記:
趣味は読書と自負している相談員が、最近・過去に読んで気に入った本を
「私的な読書感想文」としてご紹介します。今回も誉田哲也さんの小説です。
『増山超能力師事務所』 誉田哲也 著、 文藝春秋
2013年に発表された作品で、先日文庫版が発刊された、新たな著者の代表作
です(と、個人的に思っています)。
「超能力者(師)」が一般市民に認知された日本社会を舞台に、7人の登場人物
(うち5名が超能力師)の視点で、短編連作として物語が展開します。
ストーリーテラーの本領発揮ともいえる本作は、軽快な物語の展開でありながら、
緻密な構成が絶妙です。更にユーモアとサスペンス要素の相乗効果で、最後まで
一気に読ませてくれます。そして最終章での物語が、次回作を期待せずにいられない
結末となっており、思わず「上手い」と唸らされます。正に、最初から最後まで全編
見せ場です。
また、社会全体では少数派の「超能力者」という設定が、マイノリティの葛藤と共生
という視点からも、示唆に富んでいると思います。あの感動から3年・・・。今年中に次回
作が発表されることを、切に願ってやまない今日この頃です。
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