コスモス苑月寒 スタッフブログ
味覚で感じる春の訪れ。
本日4月11日(木)の天気は晴れ、予報では札幌の最高気温11℃。
春はすぐそこまで近づいてきています。
さて、2019年度最初の行事食は『春の行楽弁当』です。毎年この
時期に実施していますが、『お花見弁当』と言うにはまだ早いし…
という事で『行楽弁当』と命名しました。
季節を感じて頂くため、今回は春の食材として菜の花といちごを
使用しました。外出するのが難しい入居者様にも、一足早い春を
感じて頂けたのではないでしょうか。ソフト食・ミキサー食も彩り
良く出来上がりました。
さて、入居者様の反応は…。まずお弁当を目の前にして『わぁー。
キレイだね』、蓋を開けると更に声を大きくして『わぁーーー』
と大きな歓声が。しばしお弁当を眺めている方が多かったです。
黙々と召し上がる方、お品書きを見ながら味わう方、様々でしたが、
『美味しいよ』『豪華だね。なんで今日はお弁当なの?』『花見を
しながら食べたいね』など、たくさん感想も頂きました。
事前にリーフレットを配布していたので、食事前に読み終えている方
もおり、『この紙もらっていいかい?』と聞かれたり、『お品書き、
取っておくね』とお部屋に持ち帰られる方もいらっしゃいました。
お弁当箱に詰めるだけでいつもと雰囲気が変わり、食欲も増すよう
です。『ひとつにまとまっているから食べやすいよ』という意見も
頂戴しました。次回のお弁当は秋を予定しています。
因みに札幌の開花予報は5月1日となっていますが、コスモス苑3Fの
桜は既に5分咲きになっています。早く春が来るといいですね。
月寒コスモス苑 管理栄養士
桜前線が北上?
本日午後から3階フロアで、手作りのお団子と甘酒、そして
手作りの桜を愛でながら、プチお花見会を開きました。
お団子は普通の白玉団子の他に、ゴマ団子とさつま芋を
練り込んだ団子作りに挑戦。付け合わせの餡には粒あんの
他にずんだ餡もご用意し、見目も風味も豊かなお団子が
できあがっていきます。
出来立てのお団子と甘酒を3時のおやつの時間に提供し、
手作りの桜を取り囲みながらお食べ頂きました。お団子、
甘酒共に好評で、正に「花より団子」状態でしたがきっと
楽しんで頂けたと思います。
因みに昨年から恒例になった職員の手作り桜はまだ3分咲き程で、
入居者様からは「まだ桜が少ないね~」と残念がるお声もちらほら
聞かれ…。
しかしご安心ください。本物の桜の開花よりも早く、コスモス苑桜
は近日中に満開になる予定です!
月寒コスモス苑 生活相談員
今月の一冨士の日は・・・
毎月24日は一冨士の日です。
給食委託業者である一冨士フードサービス(株)さんが、
毎月工夫を凝らしたごちそうやイベント食を提供して下さ
います。
今月の一冨士の日のメインは海鮮丼です。いくら、マグロ、
えび、サーモンと、海鮮丼には欠かせない具材が散りばめら
れており(個人的に海鮮丼が好物の為)思わず心が弾みます。
北海道内は一昨日から冬に逆戻りしたような天候ですが、
本日のメニューは再び春の息吹を感じさせてくれる、そん
な気持ちにさせてくれるメニューでした。
月寒コスモス苑 生活相談員
おやつクラブで『蒸しあんまんじゅう』を作りました。
2月22日に、入居者様と一緒に作る『おやつクラブ』を実施
しました。久しぶりの開催でしたが見学の方も含め、12名の入居
者様が参加して頂き、『蒸しあんまんじゅう』作りに挑戦です。
生地を作ってそれをカップに流し、中にあんこを入れたら上から
更に生地を流し、蒸します。皆様とても手際が良く、イキイキとさ
れていたのが印象的で、お菓子作りはあっという間に終了しました。
作業をしながら「昔は何でも手作りした」「懐かしいね」「あんこ
はたくさん入っていた方が美味しいんじゃないか…」等、入居者様同士
の会話もたくさん聞かれたのが印象的です。
出来上がった物はその場で蒸し上げました。「昔はセイロを使ってい
たけど今はそんな便利な物があるんだね」など、最新(?)の調理道具
に興味津々の方も…。
元和食料理人の方も見学で参加されていた為、出来上がった蒸しまんじゅう
を見て頂くと「うん、うん」と頷いて下さり、及第点を頂けたのかなと感じて
います。
出来上がった蒸しまんじゅうは15時のおやつに提供し「美味しかったよ」
「今日は楽しかったからまたやりたいね」などたくさんの声をかけて頂きま
した。
月寒コスモス苑 管理栄養士
看取り介護に関する職員研修を開催しました。
当施設では毎月、施設内で様々なテーマで職員研修を実施
しています。2月21日に、当施設でも積極的に取り組んでいる
「看取り介護」を題材に、「老衰」をテーマにした研修を実施
しました。講師に在宅クリニックそよ風 院長 吉崎秀夫様を
お招きし、1時間半弱に渡り質疑応答を交え講義して頂きました。
当施設では年間7名前後の方が、看取り介護を経て逝去され
ますが、殆どの方は「老衰」によってお亡くなりになります。
老衰について吉崎先生は以下のように説明して下さいました。
・老いて衰弱すること
・75歳以上の後期高齢者、多くは85歳以上の超高齢者
・食欲低下や嚥下機能の低下によって経口摂取が減り、
さらに体重が減少し、動く能力や認知機能が低下
した状態
その上で「“食べられなくなったら寿命”という考え方」
「自然経過で見ていくのが一番楽で、“枯れるようにして”
亡くなる」「“老衰”による死は自然死であり、自然の摂理
による究極の死に方である」とも教えて下さいました。
コスモス苑職員も上記の考え方を理解して看取り介護を
実践していますが、在宅でも看取りの経験が豊富な吉崎
先生に改めて教示頂くことで、これからの実践に大きな
励みを頂けたと考えています。講義中も職員からの質問に
適宜お答えいただき、双方向的で非常に貴重な研修でした。
月寒コスモス苑 生活相談員
チョコフォンデュを作りました。
本日3階フロアでチョコフォンデュを作りました。
職員がチョコを刻み、鍋にかけてフォンデュの元(?)
を作ります。今回は通常のチョコレートとホワイトチョコ
レートの2種類をご用意しました。
チョコにつける具材には、カットした角食パン、バナナ、キウイ、
苺、桃をご用意し、いざ実食です。
見た目もお味もとろけるような甘さに、みなさま大満足
でした。特にホワイトチョコフォンデュが人気で「普通
のチョコは食べないけどホワイトチョコなら食べたい」
と仰る方もおり、僅かですが今回はホワイトチョコに
軍配があがる結果に‥‥。
一般的にはフォンデュと言えばチーズフォンデュかも
しれませんが、チョコフォンデュは老若男女問わず
愛される、幸せのレシピかもしれません。
月寒コスモス苑 生活相談員
編集後記:
私事ですが今月上旬にインフルエンザに罹患して仕事を
休み、その間に溜まっていた仕事に翻弄されながら、
すっかりブログ更新が滞ってしまいました…。
改めて随時更新してまいりますので、今後ともどうぞ
よろしくお願いいたします。
2階行事:新年会を実施しました。
去る1月20日(日)、2階フロアで新年会を開催しました。
今回は例年の福笑い等のお正月遊びではなく、入居者様が
ご家族様に寒中見舞いのハガキを作成し、実際にお送りする
という趣向を凝らしました。
ハガキの内容はO相談員が作成してくれた消しゴム判子を捺し、
空いたスペースに入居者様ご自身で一言添えます。O相談員の
作成した判子のクオリティが高く、判子を捺した入居者様も
とても満足した顔をされていたのが印象的です。
直筆で一言を書くことが難しい入居者様は職員が代筆しましたが、
一所懸命に一言を考え書いている入居者様を見て、今回は成功だった
のかなと思いました。また、入居者様のお気持ちや頑張りが、御家族
様に届くといいなと思います。
ハガキが完成した後は、甘いお汁粉で疲れを取って頂きお開きとなり
ました。今回は新年会としての新しい試みでしたが、今年度の行事も
色々と趣向を凝らしたものを実施できるよう、2階職員一同頑張って
いく所存です。
月寒コスモス苑 2階 介護主任
デザートバイキングを開催しました。
毎月24日は一冨士の日です。
給食委託業者である一冨士フードサービス(株)さんが、
毎月工夫を凝らしたごちそうやイベント食を提供して下さ
います。
今月は恒例の『デザートバイキング』です。メニューは抹茶
パフェ、フルーツ盛合せ、レアチョコケーキ、いちごプリン、
黒ゴマ団子、おしるこの6品です。この中からお好きな物を
3品選んで頂きます。
毎回好評なのはおしるこです。ソフト食に使うお餅を使用して
いる為、咀嚼・嚥下機能が低下している方にも楽しんで頂け
ます。
演出も凝っていて、黒ゴマ団子には何と星型の金箔が!
※よ~く見るとわかります(笑)
おやつを乗せたワゴンが登場すると、『わぁ~』と歓声が上がった
フロアも。どれも美味しそうで、皆さん目を輝かせながらじっくり
選んでいました。
ひとつひとつは小ぶりでも、3品なのでいつもより量は多いはずです
が…。『美味しいね』『楽しいね』という声と共にお皿の中はすぐに
空っぽに。
デイサービスでは事前に3品選んで頂いたものをご提供です。
午前中から『今日は一冨士の日だね』と楽しみにしている利用者様も
おられ、洋菓子3品を選択された方は『どちらかというと洋菓子の方
が好きなの』と教えて下さいました。
笑いながら『おかわりはないの?』と冗談もきかれ、今回も皆様の
素敵な笑顔がたくさん見られたデザートバイキングでした。
月寒コスモス苑 管理栄養士
3階で新年会を実施しました。
先日の4階新年会に引き続き、本日は3階フロアで
新年会を実施しました。
午後から毎年恒例の餅つきで新年会がスタート。
最初に職員が炊き立てのもち米を杵ですりつぶし…
職員が交代で餅をついていきます。
ある程度粘りが出てきたところで、入居者の皆様にも
小さ目の杵で順番について頂きます。
3階入居者様は勿論、他の階の入居者様にもついて頂き、賑やかな
餅つきになりました。
餅つき終了後はお汁粉をお召し上がり頂き、お腹が膨らんだ後は
職員による「獅子舞踊り」の開始です。3階職員の手作り獅子舞が、
音楽と共に縦横無尽にフロアを駆け巡ります。「獅子舞は人の頭を
噛むことによってその人の邪気を食べてくれる」と言われてます
ので、僭越ながら入居者様お一人ずつ、頭を噛ませて頂きました。
3階、4階、2階の順に獅子舞が回り、全ての入居者様の頭を
噛ませて頂きました。最後には獅子舞役の職員も汗だくに
なり、力尽きて思わずテーブルに腰かけてしまう一幕も
・・・・。
しかし、その後息を吹き返し「この流れで児童達に会い
に行こう!」と、普段児童ボランティアでお世話になって
いるあやめ野児童会館に急遽アポをとり、突撃訪問する
ことに。
既に夕方でしたが多くの児童達で賑わっており、逆に獅子
舞がいきなり現れて静まり返ったらどうしようと、若干の
不安を抱えつつ臨みましたが…。
結果的には大盛況で、児童たち自らが
「頭を噛んで!」と駆け寄ってくれ、
逆に職員が感動するという非常に心温
まる地域交流になったと思います。
月寒コスモス苑 生活相談員
4階行事:新年会を実施しました。
🎍新年明けましておめでとうございます。今年もコスモス苑4階
一同、どうぞよろしくお願い致します<m(__)m>🎍
1/9に年明け初行事として『新年会』を実施しました。
午前中は、新年会で召し上がるおやつ作りの準備を5名の入居者様に
お手伝い頂きました。今回は「お汁粉」「甘酒」「きゅうりの漬物」
の3品です。
簡単な下ごしらえは職員が行い、入居者様には漬物のきゅうりを切ったり
袋に入れて塩揉みして頂きました。皆様長年料理をされてきた人生の先輩、
手際がとても良く、職員も驚きを隠せません。
午後から4階西ユニットで20名全員の入居者様に参加して頂き、新年会
がスタート。
新年の挨拶をしてから一斉に召し上がろうと思ったのですが、待ちきれ
ず数名の入居者様が、既に黙々と笑顔で「美味しい!!」と喜びの声を
上げられるという一幕も(汗)。
メニューでは甘酒が特に好評で、お代わりをされる方も多かったです。
「飲み過ぎて酔っぱらわないかい?」と気にされる方もいらっしゃい
ましたが(笑)
お汁粉の中には、煮て柔らかくした南瓜を入れたり、ソフト餅(喉に
引っかかりにくい溶けるようなお餅)を使用しました。お汁粉も「甘い
よ~♪」と好評でした。
お腹が満たされた後は「福笑い」に挑戦です。手拭いで目隠しして
行いますが「もしかして見えてるのでは?」と思う程、皆さま上手
に目・鼻・口の各パーツを置かれていました(職員が耳打ちして
それとなく置き場所を教えていたのはご愛敬です)。とても盛況で、
入居者様に楽しで頂けたと思います。
最後には急遽職員2名で福笑いを行いましたが…。完成後に目隠しを
取った時には、殆どの入居者様が居室に戻っていたという、新年初の
ドッキリもあったりなかったり…(汗)
👹次回は2/3節分行事を4階パーティールームで開催予定です。お楽し
みに👹
編集後記:
趣味は読書と自負している相談員が、最近・過去に読んで気に
入った本を「私的な読書感想文」としてご紹介します。
『ノワール-硝子の太陽-』 誉田哲也 著、中公文庫
著者の代表作『ジウ』シリーズの最新作が昨年12月に文庫化、年末
年始のお供に購読しました。
著者の刑事小説はこの『ジウ』サーガと『ストロベリーナイト』シリ
ーズが有名ですが、私は『ジウ』シリーズの方が好きで、特に東弘樹と
いう刑事がお気に入りです。
その東弘樹が主役級の一人を務める今作、『ストロベリーナイト』との
コラボという贅沢な構成と相まって、非常に楽しめました。
個人的には、『ジウ』サーガのスピンオフ作品『国境事変』の公安刑事、
川尻冬悟が登場した場面が一番興奮しました(僅か数ページの登場ですが)。
因みに私は著者の全刑事小説の中で『国境事変』が一番好きです。
と、かなりマニアックな感想文になりましたが…。暴力シーンやダークな
要素も多く万人向きではないかもしれませんが、ファンの方にはとにかく
お勧めです。
« Older Entries Newer Entries »