晩秋

2021-10-29

  すっかり吹く風は冷たく、晩秋となりました。

「大雪山の紅葉を見に行く!」と目標を立てていましたが、

コロナウイルスで断念・・・。

「来年こそは!」と心に決めています。

 

以前は秋が物悲しく感じ、四季の中で一番苦手な季節でしたが、

数年前有名な北大イチョウ並木を散歩し、一面黄色の景色を見た時から

「秋」の良さも感じるようになりました。

今まではもっぱら「食欲の秋」でしたが(笑)

 

木の葉にはもともと「クロロフィル(緑色)」と「カロチノイド(黄色)」と言う色素が含まれています。

秋になり日差しが弱くなってくると、「クロロフィル」の色素の分解が始まり

「カロチノイド」の色が目立ち始めます。イチョウの黄色ですね。

まただんだんと気温が低くなると、緑色の色素が消えてくときに葉の中にもともと含まれていない

「アントシアニン」という色素がつくられます。紅葉の赤色となるわけです

(もともと黄色、赤色のみの木の葉もありますが)。

そして何より綺麗な紅葉を作り出すのが寒暖差。

朝晩の冷え込みが強いと、その年の紅葉は綺麗に色づきます。

個人的には「今年の紅葉は綺麗だな」と感じますが、皆様いかがでしょうか?

 

                    コスモス苑 生活相談員

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